2025/3/11 民話
- 郷土美術館長
- 3月11日
- 読了時間: 1分
震災14年のこの日に…
むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そしてゆかいなことはあくまでゆかいに ご存じ 井上ひさしの名言です。
民話再訪者 小野和子さんの『震災後に見た民話の「原点」』と題した記事が先日の新聞に掲載されていました。 以下記事の抜粋
“「(略)血の吹き上がるような暮らしの中から物語が生まれるのだと実感させられまし た」”
“東日本大震災の後、「民話の種が生まれる」と思った。”
“聞き手を驚かせまいと、家や家族が流されたことをユーモアを交えて語る人も。「つらい 状況から抜け出すため、記憶を客観視し、物語化していく気配が感じられた」”
“「民話ってこうやって生まれてきたのかなと思う。大きな出来事があった時、人々が漏らしてきた言葉が種になり、それが育って民話になるのかなって」”
この記事を読んだときに、井上ひさしの言葉がふと浮かんできて民話と結びついたのでした。
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