2025/2/7 氷ができる
- 郷土美術館長
- 2月7日
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二日ほど前の朝のニュースで、お天気キャスターが「氷ができていました」とコメントをしていました。私の中での氷は「できるものではなく、張るもの」であったのでこのコメントに違和感を感じたのでした。
「氷ができる」とは誤った言い方ではなないのですが、以来2日間この違いはどこから生まれるのかと、奥歯に物が挟まった状態が続いていたのでした。
氷ができたという状況はどのような場合かと考えると、氷を作ろうとしていた場合にこの言い方をするのかと思いました。例えば氷が必要となり、冷蔵庫で氷を作る時には「できた」というだろうなと。一方で、私の氷のイメージは、小学生の頃、水たまりに張った氷を足で割りながら登校していたことによるもので、ピーンと張った透明な氷は、ガラスのイメージに近く、張りつめた氷の緊張感の様なものが私の中にあるからだろうと思いました。
という事で、「できた」、「張った」の言い回しの違いは、氷を作るという意識が働くかどうかの違いによるものかと思いました。お天気キャスターの方は寒気が降りてくることで容器に水を入れておけば、氷ができるのではないか、その期待通りの結果になったことで「できた」と言ったのだろうと。私の中では、一件落着。
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