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2025/2/7  氷ができる

二日ほど前の朝のニュースで、お天気キャスターが「氷ができていました」とコメントをしていました。私の中での氷は「できるものではなく、張るもの」であったのでこのコメントに違和感を感じたのでした。

 「氷ができる」とは誤った言い方ではなないのですが、以来2日間この違いはどこから生まれるのかと、奥歯に物が挟まった状態が続いていたのでした。

 氷ができたという状況はどのような場合かと考えると、氷を作ろうとしていた場合にこの言い方をするのかと思いました。例えば氷が必要となり、冷蔵庫で氷を作る時には「できた」というだろうなと。一方で、私の氷のイメージは、小学生の頃、水たまりに張った氷を足で割りながら登校していたことによるもので、ピーンと張った透明な氷は、ガラスのイメージに近く、張りつめた氷の緊張感の様なものが私の中にあるからだろうと思いました。

 という事で、「できた」、「張った」の言い回しの違いは、氷を作るという意識が働くかどうかの違いによるものかと思いました。お天気キャスターの方は寒気が降りてくることで容器に水を入れておけば、氷ができるのではないか、その期待通りの結果になったことで「できた」と言ったのだろうと。私の中では、一件落着。

 
 
 

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​ 土偶、エジプト壁画・彫刻、ギリシア彫刻、キリスト像、マリア像、肖像画・・・太古より人はいろいろな人物を様々な表現方法で試みて来ました。そこで、今回は当美術館で収蔵する人物表現を中心に、作家十人を選び展覧会を開催する運びとなりました。

 伊東深水の美人画、沓掛利通、櫻田晴義、荻野幹の裸婦、有賀温、瀬川康男、中村直人の女性像、米津福祐の群像などそれぞれの作家が人物に託した思いを感じ取っていただければ幸いです。元館長の大井喜久、現館長の間島博徳の作品も展示致します。

0268-49-3838

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