2025/2/19 コレクション展始まる
- 郷土美術館長
- 2月19日
- 読了時間: 1分
「青木村へのまなざし~作家それぞれの観方・感じ方~」展が始まりました。郷土美術館で今までありそうでなかった展覧会。同一主題ごとに作家作品を並べて鑑賞してみたら楽しいかもしれない、と思い企画した展覧会。作品単品では観ていたものの、ずらっと一列に並べてみるとなかなか面白い。全国でも国宝がある村というのは、なかなか珍しいのではないかと思いますが、大法寺三重塔は多くの画家が描き、地元の農民美術作家も木彫りのレリーフを作成しています。また、山村の青木村には青木三山と呼ばれる子檀岳、夫神岳、十観山があり、複数の画家が描いています。画像は、左から子檀岳4点と夫神岳です。いずれも異なる画家が描いた、遠望する浅間山の絵と版画合わせて5点も展示しております。
本日5㎝位の積雪がありましたが、湿り気の多い春の雪でした。2月の日差しは暖かで路の雪はほどなく解けたのでした。本当に春が待ち遠しいこの時期です。2月は来館者が少ない月なのですが、春の訪れとともに、多くの方に来館いただき画家の描く青木村を感じていただければと思います。

Comments