2025/2/16 梅の花ほころぶ
- 郷土美術館長
- 2月16日
- 読了時間: 1分
先日、所用があり上京したおり、時間があったので庭園美術館を訪れ、2/16まで開催の「そこに光が降りてくる 青木野枝/三島りつ惠」展を観てきました。青木野枝は鉄板を扱う彫刻家で三島りつ惠はガラス作家です。知人より、いい展覧会だったとの話を聞き出かけたわけです。彫刻に関わるものとして青木さんの作品を中心に観て来たわけですが、期待以上の展覧会で見応えがありました。お二方とも会場を幾度も訪れ作品の構想を深めていかれたようで、この会場ありきでの作品制作で会場とのマッチングが抜群に良かったと思いました。お天気よく陽光が差込み“そこに光が降りてくる”展覧会場となっていました。おそらくお二人とも日を替え、時間を替えて各展示会場を回られて作品に活かしていったのではと思いました。また、作品を、展覧会を大切にしようとの庭園美術館の配慮が感じられ、心地よいひとときを過ごすことができました。庭園では梅の花がほころび春の訪れを告げていました。

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