常設展示作品詳細
絵画
小山敬三(小諸市出身)「ばら」油彩10号 「紅浅間」リトグラフ10号
桜田晴義(青木村出身)「いつか見た空」油彩10号 「少女」デッサン43×33cm
瀬川康男(青木村で制作活動)「よもつひら坂」テンペラ25号 「女の乙女」テンペラ30号
「不動明王」水墨・衝立150×150cm 「観世音」日本画 150×40cm 「花神」テンペラ20号
「つばき」テンペラ20号 「ふくろう」テンペラ10号 「バッタ」油彩8号
林倭衛(しずえ)(上田市出身)「上総海辺」油彩10号 「ばら」油彩4号
丸山晩霞(東御市出身)「須川入口より上田常田を望む」水彩8号 「千曲川の梁(やな)」水彩8号
山本鼎 「山村風景」水彩36×48cm
彫刻
中村直人(上田市出身)「父子」像高さ170cm 「石工」高さ106cm
中村実(刀)中村直人(下絵)「能舞」盆 径75cm
小森邦夫(S60年 日展理事)「青春譜」ブロンズ175cm(S59年 日本芸院賞受賞)
塩澤貞雄(長野県で教師を勤める)「少年」ブロンズ117cm
土屋瑞穂(上田市出身)「大地に立つ」等身大・石台
陶芸
宮下高 「諏訪形茶碗」径11cm 「一輪挿し」高さ15cm 「瓶子」高さ30cm
本松陶秋「青木角皿」36×21cm 「青木花びん」高さ22cm・23cm
染谷焼 甕(高さ38cm)
松代焼 甕(高さ57.5cm/55.5cm) 水差し(高さ15cm)こね鉢(径25cm)徳利(35cm)
東馬焼 壺(高さ49cm) 甕(40.5cm/33cm/31cm)
書
五島慶太 掛軸(141×29.5cm)
柳原白蓮 短歌・軸装(38×42cm)
大法寺寄託品の展示物
茶釜、 古瀬戸(徳利)
国宝三重塔内壁が再現模写図(来迎柱)(隅柱 柱)(長押 弊軸)
国宝三重塔外部(九輪 水煙 瓦 檜皮 釘)
壁画について:国宝大法寺三重塔第一層の天井に創建当時(690年前)の絵が残っていますが、文化庁の調査で壁面にも描かれていたことがわかり、文化庁の依頼を受けて平山郁夫氏に師事し、古建築壁画等復元の第一人者、馬場良治氏の手によって復元模写されました。馬場氏が2週間塔内に入って図取りをし、その後ほぼ2年間かけて彩色が施され、平成16年に実寸代の復元図が完成しました。
企画展示室 コレクション展
2月19日(水)~3月22日(土)
「青木村へのまなざし
~作家それぞれの観方・感じ方~」
国宝大法寺三重の塔をはじめ子檀岳・夫神岳・十観山の青木三山など、青木村を愛し愛した作家の村内を描いた風景作品を中心に展示を致します。
同じ主題を作家それぞれがどのように描いているのか、表現の違いをお楽しみください。沓掛利通の夫神岳、生島潔の夫神岳、斎藤隆夫の青木三山、木彫レリーフの中村実による青木三山と三重塔、傅益瑶の水墨画による三重塔など。
斎藤隆夫 夫神岳 生島 潔 夫神岳
ロビーにて「チベットの仏画(曼荼羅)」を3月9日まで公開中
企画展示室
栗林一石路生誕130年記念企画展
~一石路の俳句の世界~
2024 9.26(木)~2025 2.16(日)
一石路の書に加えて、一石路の俳句「石ころみちの唄」シリーズを森貘郎が版画として制作 した作品を中心に展示しています。
「石ころみちの唄」シリーズ展示作品より
※ 館内にて一石路関連の書籍、石ころみちの唄シリーズの絵はがきを販売しております
終了しました。ご来場ありがとうございました
櫻田義文「左手の世界」
~水彩画展~
11月1日(金)~12月25日(水)
喫茶室よりお知らせ
青木村ゆかりの工芸作家たちの作品の展示、販売をしています。藍染、鹿皮細工、竹細工、ロウの花などの素敵な作品が並んでいます。またオリジナルのポストカード、サコッシュ、お菓子や本などのグッズも充実しています。ぜひ、喫茶室のミュージアムグッズコーナーにもお立ち寄りください。
喫茶の新メニュー「あおもっくり添えバニラアイス」大変好評をいただいております。美味しいコーヒーもぜひ飲みにきてくださ い。
コーヒー豆のお話
当店のコーヒー豆はレインフォレスト・アライアンス認証農園産・有機栽培の認定基準をクリアした高品質なコーヒーを提供しています。
「有機栽培コーヒー」とは
安心、安全で有機栽培の厳しい認定基準をクリアしたコーヒー豆です。堆肥による土作りを3年以上行なった農園で栽培されました。
「レインフォレスト・アライアンス」とは
生物多様性と持続可能な暮らしを守るために設立された国際的な非営利団体、RA(Rainforest Alliance)認証農園は生態系の保護のみならず、そこで働く人々の生活の向上など、多岐にわたる基準をクリアしています。
ミュージアムグッズ
青木村郷土美術館オリジナルグッズ
オリジナルポストカード 1枚 100円
オリジナルサコッシュ 1枚 500円
オリジナル菓子 各 700円
書籍 800円〜
工房「藍のはな」 渡利久江さん
渡利さんは2013年に青木村に移り住んでまいりました。自宅工房に藍甕(あいがめ)を作り、藍玉を作るところから、染めるまで、全ての工程を手作業で行なっています。工房では藍で染めた洋服やストール、クッションやタペストリーを展示、販売しています。どれも素敵な作品ばかりです。ぜひ、工房にも足をお運びください。
ロウの花 「ローズ・アンジェ」 池田文枝さん
20年ほど前、横浜で友達が作っているのを見て一目惚れしたそうです。上品な美しさで、なお手入れが楽で長持ちするのが特徴です。作るのにはとても手間暇がかかり、花びら一枚を切り出すところから始まり、形になったものをロウに色をつけて浸して作業を繰り返します。なかなか思った色を出すのがとても難しいそうです。家のどこに飾っても映える作品だと思います。お教室も開いています。
てくり屋 小林規子さん
「もともと洋服などを作ることは好きでしたが、村内の猟友会の方から、鹿革の利用ができないものかと相談されたのがきっかけで、鹿革を使って小物やバッグを作るようになりました。鹿革の魅力はなんといっても手触りの良さ。その代わり、革が柔らかいので、カチッとした物を作るのは難しいです。」
不定期でお教室もやっています。
竹細工 山﨑賢司さん
山﨑さんは昭和初期の生活用具としての竹細工を習い、制作を始めて足掛け7年になります。今はもう、こうした竹細工の作品の作り方を教えてくれる人は本当に少ないそうです。竹細工は竹を切るところから始まり、材料作りも全部自分で行うため、大変ですが、編み上がった作品は生活用品にもかかわらず、工芸的な美しさが備わっています。青木村の青竹から生まれた素敵な作品です。